窒化アルミニウム(AlN)の放熱基板は、高い放熱性と電気絶縁性の両方を実現
熱伝導率250W/mkの取り扱いを開始
ビジネス分野
  • パワー半導体
  • 光通信レーザー用サブマウント
  • 概要
  • 仕様

高い放熱性と、電気絶縁性の両方を実現できる窒化アルミニウム基板です。絶縁を保ちながら熱を逃がす役割として、5G時代のパワー半導体や光通信レーザー用の放熱基板として使用されています。

汎用グレード170W/mk、高熱伝導グレード200W/mkに加え、超高熱伝導グレード250W/mkの取り扱いを開始しました。より放熱の必要な電子デバイス放熱基板として高いご評価を得ております。

 

  • 【熱伝導率】90W、170W、200W、250W(開発品)/mK
  • 【外形寸法(最大)】 200 (mm)
  • 【板厚寸法】0.25~1(mm)
  • 【表面粗度】Ra ≦ 0.8 (μm)
  • 【レーザー加工】適宜対応可
特長
  • 熱伝導率250W/mK取り扱い開始
  • シリコン(Si)にマッチした熱膨張係数を有する
  • 耐熱衝撃性が高く、急熱、急冷に対する高い信頼性を実現
  • 高電気絶縁性、低誘電率
  • 焼結した窒化アルミニウムのブロックをスライス加工しているため、大面積や1mmt以上の厚物、小ロットにも対応
  • 面粗さもRa=1μmから鏡面まで対応可能

 

用途

半導体レーザー(レーザーダイオード)サブマウント、パワー半導体基板

 

仕様
特性/Grade FAN-170 FAN-200 FAN-250F
熱伝導率 W/m・K(RT) 170 200 250
熱放射率 (100℃) 0.93
熱膨張係数 10-6/℃(RT~400℃) 4.5
絶縁抵抗 Ω・cm(RT) >1013
絶縁耐圧 kV/mm(RT) 15
誘電率 (1MHz) 8.8
誘電損失 10-4(1MHz) 5
曲げ強度 MPa 350
密度 g/cm3 3.3
Y(イットリウム) wt% 3.4

 

窒化アルミニウム製品

 

窒化アルミニウムフィラーはこちら

窒化アルミニウム部品はこちら

ダウンロード

アドバンスドテクノ事業部

製品のご相談
デモのご依頼

※ 受付時間は平日9:00~17:30となります。
※ 製品によっては同一日であっても在庫の状況が大きく変わる場合がございます。在庫の確認は極力ご注文の際にお願いいたします。

CASE STUDY