測定機器、その他装置 | 熱物性測定機器 | 熱伝導・熱抵抗率測定装置
ポンプアウト現象にも対応した信頼性、寿命試験などが行えるサイクリングコントロール機能、さらにはTTV(Thermal Test Vehicles)を用いて発熱体を実際のチップにしたシステムなど、TIMに求められる放熱性能評価の課題を解決します。
測定試料(ゲル状液体、シート、固体)は円柱もしくは四角柱の熱伝導率既知(アルミもしくは銅)の2つの金属テストヘッド間で測定します。
試料中の温度勾配ΔTと熱流Qを計測し、その実行熱抵抗Rtheffが求まります。
試料を加圧しながら厚みを変更し、計測を繰り返すことにより、試料の熱伝導率(W/m・K)、熱抵抗率(mm²・K/W)、界面熱抵抗率(mm²・K/W)を下記の計算式、グラフより求めることができます。
TIMA®5は試料厚み(ギャップ)、圧力もしくは試料温度をコントロールして計測が出来る画期的な装置です。
・ASTM D5470に完全準拠
・より正確な界面熱抵抗率の算出が可能
・サンプル厚み1μm~、荷重±1N~自由に制御、モニター
・ポンプアウト現象などに対応した信頼性、寿命試験などが行えるサイクリングコントロール機能
ゲル、シートなどの放熱材料(TIM)の厚み、圧力制御を行い、さらにサイクル試験を行うことでの電子部品の熱収縮におけるギャップ変化から起こるポンプアウトなどの現象を再現し測定することが可能です。
・豊富なテストヘッド □10~25.4㎜ φ13~25.4㎜ 銅とアルミの両方をご用意
・実物のIC回路と同形状チップでの発熱、温度計測を実現したTTVチップを用いて放熱特性評価が可能なTTV(Thermal Test Vehicles)システム
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