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2023.08.09
CASESTUDY
【ゲルタイム測定装置】統計的品質管理

【統計的品質管理】ゲルタイム測定装置を活用した品質管理効率化の方法

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品質管理は、製品やサービスの品質を維持・向上させるための活動です。品質管理にはさまざまな手法が用いられますが、その中でも、機械を使用した客観的なデータ分析は非常に重要な役割を果たします。

品質管理とは

品質管理とはQC(Quality control)と呼ばれ、製品などを一定の品質に安定、向上させるために管理することを言います。製品に不具合や異常が出た際の原因を分析し、改善することも含まれます。

品質管理は企業にとって非常に重要な活動です。品質の高い製品やサービスを提供することで、顧客満足度を向上させ、企業の信頼性を上げることにもつながります。また、生産効率の向上や、不良品や返品などのコストを削減することも可能です。

統計的品質管理とは

統計的品質管理はSQC(Statistical Quality Control)と呼ばれ、製造工程で収集したデータを統計的に解析して品質管理や工程を改善する方法です。

統計的品質管理を行うことで品質問題の原因をデータにより細かく分析することができます。

QC7つ道具 ー統計的品質管理の手法ー 

QC7つ道具とは

品質管理の代表的なものとして、QC7つ道具を用いる手法があります。

QC7つ道具とは、数値データなどを使用して品質管理を行う、統計的品質管理の手法です。QC7つ道具はそれぞれに特徴があり、目的に応じて使い分けられます。

 

QC7つ道具には以下があります。

・管理図

品質のバラつきの変化を時系列で表した図。プロセスの状態を確認できる。

・ヒストグラム図

データをいくつかの区間に分けて、区分ごとの度数を棒グラフで表した図。データの分布が確認できる。

・パレート図

数値が大きい順に並べた棒グラフと、累積比率を折れ線グラフで表した図。品質不良の原因を特定するのに効果的。

・特性要因図

品質特性に影響する要因を階層構造ごとに表した図。品質不良などの原因に関連する要因を洗い出す。

・グラフ

データを視覚的に表したもの。

・チェックシート

設定した項目ごとに、点検や記録を行っていくための表。

・散布図

1つの事象に対して2種類の数値をとり、相関関係の有無を分析する。

ゲルタイム測定装置を使用した統計的品質管理

品質管理の工程で樹脂の硬化時間(ゲルタイム)の分析が必要な場面では、ゲルタイム測定装置「まどか」の専用ソフトを活用し、統計的品質管理の手法である、必要な樹脂・ロット/期間分の管理図、パレート図、ヒストグラム図を簡単に作成できます。

▼ゲルタイム測定装置を使用した 統計的品質管理の動画はこちら▼

管理図

管理図は品質のバラつきの変化を時系列で表したもので、工程などの品質を管理するために使用されます。

平均、偏差範囲、上限下限値などを引き、取得したデータを時系列に表示できます。

標準偏差係数3σの変更、標準偏差範囲の変更も可能です。

また、規格内データ、規格外データを色分けして表示できます。

上限値と下限値を超えた値を規格外データとし、その時点でどういったことが起きたのかを調査して対策します。

ヒストグラム図

ヒストグラムとは、データをいくつかの区間に分けて、区分ごとの度数を棒グラフで表したものです。

データの分布状況やばらつき、ピーク値などを把握でき、データがどんな値を中心に、どんなばらつき方をしているかを調べるのに用いられます。

パレート図

パレート図とは、データを項目別に分類して、大きさの順に並べた棒グラフと、各項目のデータ数を累積数の合計で割った累積比率を折れ線グラフで表した図です。

全体の中で影響度の高い項目を把握し、重点的に改善することで効率的に問題解決するための手法です。

品質管理の自動化

品質管理の自動化が近年注目を集めています。

従来人が行っていた品質管理作業を、機械やソフトウェアによって自動化することにより、品質管理の効率化や精度の向上が可能です。

品質管理を人の手に頼らず自動化することで客観的な判断ができ、正確にデータを分析することができます。機械による品質管理は、すでに多くの企業で導入されています。

 

品質管理の工程で樹脂の硬化時間(ゲルタイム)測定が必要な場面では、従来手動で行っていた測定をゲルタイム測定装置で自動化することにより効率化を図ることが可能です。

ゲルタイム測定装置「まどか」で品質管理を自動化、効率化

ゲルタイム測定装置「まどか」を使用することで、以下のメリットがあります。

 

・自動で測定を行うため熟練技術は不要

人の手で測定を行う場合、人的コストがかかる、測定の均一化が難しい、測定技術を習得するまでに膨大な時間が必要などの課題がありました。

ゲルタイム測定装置「まどか」は、判定基準をパラメーターで設定し自動測定を行うため、測定者が代わっても同じ結果が得られます。

・測定基準の統一

自動測定のため工場間、取引先間と同じ条件で運用することができます

・品質管理の効率化

専用ソフトを活用し、必要な樹脂・ロット/期間分の管理図、パレート図、ヒストグラム図を簡単に作成でき、品質や工程などの管理状態(分布状態、ばらつきなど)を視覚的に把握することが可能です。測定した膨大なデータをまとめるのに時間がかかるなどの問題が無くなります。

また、測定データをメインサーバーで一元管理できるため、情報の共有が容易になります。(オプション)

データの入力作業が不要になり、作業の自動化が実現できます。

様々な樹脂の測定が可能

ゲルタイム測定装置「まどか」は、様々な樹脂の硬化時間を測定することができます。

・エポキシ、シリコーン、ウレタン、フェノール他

・プリプレグ、半導体封止材、接着剤、粘着剤、摩擦材、シーリング材、塗料他

・熱硬化型、2液硬化型、湿気硬化型、常温硬化型

■ゲルタイム測定装置に新型が登場!ガラス繊維プリプレグ、炭素繊維プリプレグなどシートのままでゲルタイム測定が可能です

 

製品についてのお問い合わせはこちら▼

 

新横浜駅から徒歩5分のデモルームにてテスト受付中!

ゲルタイム測定装置「まどか」や、各種試験機、装置の試験ができます。お気軽にお問い合わせください。

 

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お問い合わせ先

松尾産業株式会社 アドバンスドテクノ事業部

E-mail: advanced-t@matsuo-sangyo.co.jp
TEL 045-471-3963 / FAX 045-471-4950
〒222-0033 横浜市港北区新横浜2-3-8 KDX新横浜ビル1F