Wet膜厚とDry膜厚はなぜ違うのか?
|
先生、前回、No.7のバーで塗工したらWet膜厚の理論値は80μmでしたよね? でもDry膜厚は8.9μmでした。 80μm塗ったのに、どうして9μmくらいまで薄くなっちゃうんですか? |
![]() |
前回の記事 バーコーターの番手でドライ膜厚はどう変わる?塗布重量・比重との関係を解説
![]() |
疑問に思うところだよね。 まず覚えておいてほしいのは、乾燥後に残るのは「固形分だけ」ということなんだよ。 |
|
固形分だけ? |
|
![]() |
そう。塗料は、固形分(樹脂、顔料、添加剤など)と、溶剤(水や有機溶剤)でできていて、乾燥すると水や溶剤は蒸発して消えてしまうんだ。 |
|
なるほど!80μm全部が塗膜として残るわけじゃないんですね。 |
![]() |
![]() |
その通り。さらに、膜厚が減る理由はそれだけじゃないんだ。 それが乾燥収縮だよ。 |
|
乾燥収縮?それって何ですか? |
![]() |
![]() |
乾燥中に溶剤が抜けると、樹脂や顔料の粒子同士が近づいてギュッと詰まるんだ。 その結果、塗膜の体積がさらに小さくなる。 これを乾燥収縮というんだよ。 |
|
あっ!だから固形分だけが残るだけじゃなくて、さらに薄くなるんですね! |
![]() |
![]() |
その通り!さらに、基材によっては塗料が少し吸い込まれたり、濡れ広がったりして膜厚が減ることもあるんだ。 レベリングの影響もあるけれど、膜厚が大きく減る一番の理由は、やはり「溶剤が飛んで固形分だけが残ること」なんだよ。 だから、Wet膜厚とDry膜厚は大きく違う値になるのが普通なんだ。 |

INCUBATION 「DIAM」
PEAKS MEDIA
デモルーム
会社概要
グループ拠点
沿革
VALUES
OUR HISTORY
TOPメッセージ
MATSUOのリアル













