INNOVATION

2025.10.30
PRESS
人と発想が交わる、つながりの空間

大阪本社 新オフィスコンセプトのご紹介

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松尾産業株式会社は、2025年8月より大阪本社を「JPタワー大阪」に移転いたしました。本記事では、新オフィスのコンセプトデザインについてご紹介いたします。

旧本町オフィスでは、長年にわたりお取引先や地域の皆さまのご支援のもと歩みを進めてまいりました。このたび、社員のエンゲージメント向上および企業としてのさらなる成長と価値創造を目指し、新たな拠点に本社を移転いたしました。

新本社は、近年大規模複合開発が進み、関西圏におけるビジネスと文化の中心として注目を集める大阪・梅田エリアの「JPタワー大阪」内に位置します。大阪駅直結という高い利便性を活かし、お客様やパートナー企業との共創をより一層推進してまいります。

新オフィスのコンセプト

松尾産業のコーポレートスローガン「Connecting the Peaks」を中心に、企業理念や行動指針を体現し、組織全体に浸透させていくことを目的に、新たなオフィスの構築に取り組みました。エントランスから応接室、ワークスペースまであえて壁で仕切らず、社内外のレイヤーをゆるやかにつなぐ開放的な空間を実現。見る角度によって印象が変わるデザインや演出を取り入れ、「変化の中に新しい発見がある」——そんな動きと創造性のあるオフィスを表現しました。

新オフィスは「人と発想が交わる、つながりの空間」をテーマに、自然なコミュニケーションが生まれる設計にしています。ワンフロアに執務スペースと会議室を配置し、部署を越えたつながりと柔軟な発想が生まれる環境を整備しました。さらに、日によって異なる席で働けるフリーアドレス制を導入することで、偶発的な出会いや対話を促進し、社員一人ひとりの創造性と生産性を最大限に引き出すことを目指しています。

予約不要のコミュニケーション席は、気軽な打ち合わせや資料を広げながらの作業など、自由に活用できるワークスペースです。増加するオンライン会議に対応するため、個室ブースも設置し、集中と交流の両立を快適にサポートする空間を実現しました。さらに、100インチの大画面モニターや可動式の家具・機材を導入し、用途に応じてレイアウトを自由に変更できる柔軟な設計にしています。今後は、イベントやセミナー配信など、社内外をつなぐ多目的な場としても積極的に活用していきます。

コミュニケーションスペースと執務室の間にはONとOFFをゆるやかにつなぐパントリースペースを配置。コーヒーを片手に立ち寄った社員同士が自然に交流し、部署を越えた関係性や新たな発想が生まれる“つながりの場”となることを目指しています。

松尾産業は、「世界中の英知をつなぎ、製造業をどんどん面白くする。」というMission、「国境と分野の壁を越えたピークス・コミュニティを創造し、モノづくりの常識と次元を変えていく。」というVisionを掲げています。新オフィスは、これらを体現するための拠点として、社員一人ひとりが自らの可能性を広げ、お客様、ひいては社会に新しい価値を届ける場として機能していきます。社員一同、気持ちを新たに業務に励み、さらなる価値提供に努めてまいります。

松尾産業について

松尾産業は、自動車部品や国内で高いシェアを誇る光輝顔料を中心に専門性の高い原材料や、研究開発装置などを取り扱う商社です。「Connecting the Peaks」を理念として、技術や素材、知見をつなぎ、製造業の伴走者としてさまざまな課題解決、価値提供を実現してきました。近年、複雑な社会課題に対してオープンイノベーションの重要性が増し、スタートアップ、アカデミア、産業や業界、従来の壁を越えた共創が求められ、商社の「つなげる力」への期待が高まっています。当社でも、スタートアップが持つ柔軟な発想やテクノロジーに着目、ハードテックや製造分野に特化した特徴ある国内外の隠れた技術や素材を探索し、取引先への提案や協業を行うなどインキュベーションへの取り組みを加速させています。

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