取組の背景
【Monozukuri Ventures】
昨今、日本の誇る「モノづくり」のノウハウを生かして、新しいビジネスを生み出す「スタートアップ(起業)」を推進していく機運が高まっています。「モノづくり」による起業の推進と普及啓発するために、2016年9月に「モノづくり起業 推進協議会」を発足し、これまで東京都や京都市と組んだモノづくり起業家教育プログラムの実施などを手がけてきました。また、2017年からは「Monozukuri Hardware Cup」を開催し、2021年には実行委員会を立ち上げ、実施体制を大幅に強化しました。これまでに5回を開催し、日本最大規模のハードウェアスタートアップのピッチコンテストとなっています。今後も関係者とともに、世界に進出するハードウェア・スタートアップを支援してまいります。
【松尾産業】
松尾産業は、「Connecting the Peaks」を理念として、創業から80年以上製造業に伴走し、次世代技術を叶える新素材などものづくりの将来を見据えた製品を提供してきました。一方で、スタートアップが持つ柔軟な発想やテクノロジーは製造業の課題解決やイノベーション創出を加速させると考え、開発における共創や国内外の隠れた技術や素材を発掘しインキュベーションすることにも力を入れています。
協業の取組の一つとして、ピッチコンテスト「Monozukuri Hardware Cup 2023」に協賛、運営サポートに取組みます。
自社だけでは解決できない複雑な課題が増え、産業や業界、従来の壁を越えたオープンイノベーションの重要性は増しており、商社の「つなげる力」への期待も高まっています。
今後も様々な取組を通し、製造業の皆様と共にチーム一丸となって新しい価値を創造していきます。