実は塗料は塗装対象や目的に応じて様々な種類があります。
当記事では、その塗料に欠かす事が出来ない意匠性を実現する上で必要な光輝顔料について説明いたします。
塗料は主に顔料、樹脂、添加剤、溶媒の4成分からなります。
※塗料の4構成イメージ
そして、塗料は様々な所に塗られています。皆さんの生活する住宅。都市構築物や家電用品。そして自動車です。
自動車のボディといえばメタリック調をイメージされるかと思いますが、この意匠性を出すのにアルミニウムペースト等の「光輝顔料」が多く利用されています。
当社の取り扱うアルミニウムペーストは用途に応じて粒子感や明度の異なる1,000品番以上をご提供しています。
アルミニウムペーストは粉末にしたアルミニウムフレークに30~40%程度の溶剤を混ぜ合わせ、ペースト状にしたものです。溶剤をいれ湿潤化しペースト状にする事で、粉塵爆発等の危険性が低く安全に取り扱う事ができます。又、アルミニウムは粉末にしただけでは光沢感が殆どないグレーになりますが、当社が取り扱っているアルミニウムペーストは、東洋アルミニウムの開発によりポリッシュ、フリップフロップ性を向上させております。
当社は、1954年よりアルミニウムペーストを取り扱ってきており、70年以上培ってきたノウハウがあります。お客様が新色を開発する際に、「白く・黒く」、「ギラギラ(粒子感大)・キラキラ(粒子感小)」等といったご要望に応じたサンプルをご提案しております。
ご要望の製品がラインナップになければ、サプライヤーと共に試作も行い、お客様のご要望にお応えしていきます。近年、東洋アルミニウムが開発した新製品「UTFシリーズ」は、より明るい効果が得られる様に、輝度やフリップフロップ性が向上しております。今後も、お客様のご要望に応じ、新製品を展開してまいります。
極薄アルミフレーク顔料「ムーンライトシルバー®」|パウダー・ペースト製品|東洋アルミニウム株式会社 (toyal.co.jp)