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2011.11.10
海外コラム
インドネシア現地法人よりコラムが届きました。
松尾インドネシアは、2011年8月1日にアセアン域内3番目の拠点として設立されました。
皆さん、インドネシアという国についてどの様な印象をお持ちでしょうか。
馴染み深いところでは、バリ島が思い浮かびますよね。
また一方で、インドネシアはイスラム教最大の人口を抱える国でもあり
人口約2億4千万人のうち70%強、1億7千万人を超える国民がイスラム教徒です。
イスラム教の年間行事はいくつかありますが、大きなものとして断食月と断食明けの大祭があります。
11月6日に行われた行事の一つを紹介したいと思います。
山羊や牛等の移動動物園のようですね。
ポトン・カンビンと呼ばれる行事で
日本語では犠牲祭と訳されます。
(ポトン:切り落とす、カンビン:ヤギ)
メッカ巡礼最終日に行われ、動物を生贄として捧げこの日を祝います。
一般的には裕福な人が山羊や牛を買い寄進、各地域のモスクにて解体し貧しい人々に肉を分け与えます。
今年は、牛1頭6百万ルピア(約6万円)、ヤギ1頭1百万ルピア(約1万円)が相場のようでした。
(仏教徒はじめ異教徒でも、それらを寄進することは可能です。)
松尾インドネシアも他の拠点同様、様々なトピックスをご提供させていただきますので、今後とも宜しくお願い致します。
PT. MATSUO INDONESIA 一海 三世次