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上海松尾からコラムが届きました。

2011.04.05

海外コラム

私は2009年7月に上海に来て、8月に上海松尾に入社しました。
今年の春節は帰省せず、上海で過ごしました。
中国の最も重要である伝統的な節日「春節」の過ごし方は、
例え上海のような大都会でも、私の出身地と殆ど変わりません。
それでは皆さんに、中国の春節というものを簡単にご紹介しましょう。

春節
春節は別名「過年」と言い、年を越すと言う意味で、旧暦「臘八(ろうはち)」
(旧暦12月28日)から元宵節(旧暦1月15日)までの半月以上の長い期間、
ずっと「お正月気分」ですが、やはり一番賑やかなのは
「除夕」(旧暦12月31日夜)と「初一」(旧暦1月1日)です。

110315 rice gruel(shanghai).png臘八節(ろうはちせつ)
来年の幸運を祈るために、「臘八粥」を食べる風習があります。「臘八粥」とはなつめ、胡桃、黒米、香米、とうもろこし、干し葡萄、小豆、粟の入った甘い味付けのお粥です。
この「臘八粥」は美味しいだけではなく、美肌効果もあります。

臘八粥(食欲をそそりますね)

小年
臘月二十三或は二十四日。
人々は「小年」から「年貨」の準備に入ります。
「年貨」というのは、年を越すためのお祝い品物で、
食べ物がメインです。例えばお餅、湯円(団子)などのことで、
市販品も有りますがやはり自家製が一番美味しいです。

110315 Chinese red frag.png
その他、燈籠を吊るし、春聯(しゅんれん:縁起の良い対句を書いた赤い紙)を玄関の両側に貼り付け、大掃除して綺麗にした上で良い年を迎えます。

春聯を書いているところ

110315 Chinese lantern.png燈籠をつるしているところ

110315 Chinese firecracker.png除夕(大晦日、除夜)
春節と言えばよく見る光景があります。
まだ完全に日が暮れる前、子供達がお香を持って
準備万端、爆竹を鳴らし始めました。
度胸のある兄が火をつけ、臆病な妹は両手で耳を
塞ぎながらも、怖さよりも好奇心が勝り、
兄の一挙一動を凝視している・・・という微笑ましい様子は中国人であれば誰もが経験している、
一生忘れられない子供の頃の光景の一つです。

110315 New year's gift money.png子供達にとってもう一つの楽しみといえば、
やはりお年玉です。
私はもうお年玉を貰う年齢ではありませんが、
春節明け会社より「開門紅」(紅=幸運)を頂きました。
予想しておりませんでしたのでたいへん嬉しかったです。

110315 Chinese New Year's dishes.png団円飯
中国では年越しそばを食べる風習はありませんが、家族一緒に団円飯を頂きます。
団円飯とは大晦日に家族全員で頂くお料理のことです。
写真のお魚にご注目下さい。中国は土地によって習慣が違い、なんと上海では、魚料理にはお箸を付けず「元宵節」までとっておく風習が有ります。
(大晦日から元宵節までは二週間程度)
当然二週間後には、その魚は捨てるしかないのですが縁起がいいとされる風習だそうです。
理由として、中国語で「魚」は「余る」と同音であり、裕福な生活を意味しているからです。

春晩
中国中央テレビ局CCTVで放映され、日本の紅白歌合戦に似ており、
歌以外に踊り、漫才、雑技いろいろな内容が盛り込まれた番組です。
近年は、マンネリ化の傾向が出ていますが、中国全国ネットの放送は、
除夕の夜8時から必ず、「どこのチャンネルも同じ」というウイルスが発生するので、
選択の余地が有りません…。

110315 Chinese big lantern.png元宵節(げんしょうせつ:旧暦1月15日)
今年は、上海のお初月の過ごし方を体験するため、豫園(よえん)に遊びに行きました。
予想通りの大盛況。色々な燈籠の中で、今年は特に兎のデザインが人気でした。
それもそのはず、兎年なのですから!
その他、周りの金塊の形をした燈籠が見えますか?
その燈篭には「みんながお金持ちになりますように」という願いが込められているのです。

では最後に、
今年一年、みんな頑張って良い年にしましょう。

上海松尾貿易有限公司 陳娟(文責)

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